天狗茶屋とは宮城県仙台市にある心霊廃墟で「てんぐちゃや」と読みます。天狗茶屋では老婆の幽霊・女性の幽霊・老爺の幽霊が目撃されているため心霊スポットと呼ばれています。
仙台市青葉区大倉、大倉ダムの東岸にある軽食店の廃墟。「たこ焼き」の看板が目立つので「大倉ダムの廃たこ焼き屋」と呼ばれることもあるが、この店はたこ焼き屋ではなく、そばやうどん、ところてん、その他の軽食も提供していたらしい。
かなりの老舗らしく、元々は幕末の慶応2年(1866)にところてん屋として店を出したのが始まりだという。大倉ダムが建設されると元の店はダムに水没するため、現在の場所に移転したようだ。しかしその後客足が遠のいたためか2000年から2007年の間に閉店したものと思われる。
閉店した店のドアに物騒な張り紙が貼られているため、ネットでその存在を知られるようになった。その張り紙にはこう書かれている。
「私は行政に
ほんろうされ
殺されました
県.市.ダム管理所」
一説によると、これは店の最後の経営者が自殺する前に書いた遺書であり、それゆえ呪いが込められているのだと言う。しかし「殺された」というのはあくまで比喩的な表現で、本当に死んだ訳ではないだろう?という反論もネット上では見られる。真相は不明だが、いずれにせよ不気味だ。
ちなみに大倉ダム自体も自殺や死亡事故が多いため心霊スポットと言われている。
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