健保元年(1213年)、信濃源氏の泉親衡(ちかひら)による北条討伐の謀反が発覚し、加盟者は捕らえられた。
和田平太胤長(たねなが)もこれに参加したため、岩瀬郡稲村に配流され5月9日に処刑された。
夫の身を案じた妻は、鎌倉よりこの地に至り、里人に夫の死を知らされ、鏡を抱き沼に入水し果てた。以来、この沼を「鏡沼(かがみぬま)」というと伝える。
水面に佇む女性の霊の目撃情報あり。
木に藁人形が打ちつけてあったとの情報もあり。
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